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専任(専任媒介)のデメリット

専任のデメリットは、任せた不動産業者が本当に依頼人のために行動しない場合、不動産が長期にわたり売れないということなのです。

そんなことってあるの?
専任だから一生懸命やってくれるんじゃないの?

そうではないから難しいのです。
ブログで書ける範囲で一部お話を致しますと、

・任せた不動産屋さんが他の不動産屋さんからの問い合わせに対して、売らないようにする。

なんてこともあります。

そんなことってあるの!?
そんなことって可能なの!?

とお思いだと思います。


これが、一般的に知られている大手の業者さんでもやっているので驚きです。

なぜそのようなことをするかと言うと、
報酬を両手にしたいため、買主も自社で見つけたい。
ずっと売れない状況を作って、自社で買い取りをしたい。
といった事情があります。

大手なのに!?というより、大手だからこそ、
自社で買主をすぐに見つけられる自信があるからこそできることなのかもしれません。

では、大手の業者を信頼できなくてどこを信用すれば良いのでしょうか。
そこで、色々な業者に任せるという一般媒介という選択肢も出てくるわけです。

※もちろん、全ての大手業者がそのようにしているわけではありません。

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お客様からの質問 〇〇万円で家が建つって本当?

安く建築できることを売りにしている建築屋さんは結構あります。

問題はそれで本当に建つのかです。


形式的には建ちますという回答になります。
しかし、大体の人の希望に沿ったものは建たないと言えると思います。


安い値段設定は家としての体をなす最低限のものしか作ってもらえないことが多く、別途他のものが必要になってしまうのです。


私が元勤務していた不動産屋に入ってきた営業マンが言っていましたが、安く建築することをうたっている建築屋にいたらしいのですが、そこでは、間口を広くするために坪単価の25万円とうたってお客を集めて、最終的には坪単価80万円にするような仕事をしていたとのことです(・_・;)



建築のお見積りで、工事内容をつめていくとわかると思いますが、ちょっと上のもの、ツーランク上のものが手の届きそうな値段設定であるものなのです。


全く手の届かない価格設定なら考えもしないのですが、ちょっとお金を足せばといものが多いのです。
そうすると、せっかくだから、後からやるのは大変だから・・・とそれぞれをちょっと上のものにするとあっという間に何百万と高くなってしまうのです。


では、最初から値段設定の高いところに行けばよいのか・・・

それも一概には言えないので難しいところなのです。
近くに相談できる人がいれば良いのですが、なかなかいないのが実情なんですよね。

不安な方は是非私にご相談ください!

不動産オンライン一括査定はお得?

まず、オンラインで即査定額が出る・・・ということは無理なお話です。

中には数分で査定額が出るようにうたっているところもありますが、不動産の値段を決める要素はそんなに単純なものではありません。

土地の所在地、地形、建物の築年数、土壌汚染、近隣の状況、その他あげればキリが
ないくらい多岐にわたります。

そして、仮にそのような要素を全て把握できたとしても、価格を査定する前に不動産屋さんは必ずその不動産の調査を行います。

つまり即お見積りというのは不可能なのです。
逆にそれが可能だとすると、それらのリスクを割り引いた価格査定ということになるので、安く査定額が出ることにならざるをえません。

不動産屋さんも、これで売却をしてもらうというよりも、そこに問い合わせをしてきた人に、問い合わせフォームに記載された連絡先に後日アプローチをすれば、売却してもらえるという感覚なのです。

価格査定のそのようなサイトから情報をもらうために、不動産屋さんもサイト側にそれなりの費用を払っているので、必死です。

利用する場合は、上記をご理解された上で不動産一括査定をお願いするようにしま
しょう。

そもそもなぜ不動産屋さんは媒介(仲介)の依頼を取りたいのでしょうか?

不動産屋さんは、ほとんどの不動産を仲介できます。
それでは直接媒介(仲介)の依頼を取る必要がないのではないかという疑問がある方のために。

不動産仲介の報酬は売主側買主側からそれぞれもらうことができます。
そして媒介の依頼をもらうというのは、売主側の報酬をもらうための大前提になるものなのです。

売主側から媒介の依頼をもらっていて、買主も紹介できれば、売主買主両方から報酬をもらえることになります(これを業界では「両手(りょうて)」と言います)。

不動産屋にとっては両手が一番メリットが高いのです。
そうでなくても、売主の仲介をできれば相当の報酬をもらえるので、不動産屋さんは売却の依頼を取りたくて仕方がないのです。

一般媒介が依頼者にとってメリットにならないケース

一般媒介の場合、不動産業者にレインズという情報機関への不動産情報登録の義務がありません。

逆に専任、専属専任(これらを便宜「専任(媒介)」と言います)には登録義務があります。

レインズを簡単に説明しますと、全国の不動産業者が不動産を検索することができる情報機関です。
つまり、レインズに登録すると、全国の不動産業者さんが情報を共有できるので、問い合わせが入りやすくなると言えます。

それであれば、一般媒介でもレインズに登録してくれれば良いのでは?とお思いでしょうが、登録をしてしまうと、売りに出していることとともに、一般媒介であることもわかるので・・・

そうです、他の業者さんが自分のところでも依頼を取ろうとして、売主へアプローチをしてきます。
不動産屋さんがわざわざライバルを作るような作業をしないのはおわかりいただけると思います。

レインズに登録されないというのが一番のデメリットと言えるでしょう。
ではやはり専任媒介の方が良いのでは?

これがそう簡単ではないので難しいのです。
続きはまた後で。

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