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最新情報 2013年4月アーカイブ

地盤品質判定士

先日テレビでニュースを見ていて知ったのですが、
最近「地盤品質判定士」という資格ができたそうです。
建物を建てるときなどに地盤を評価し、対策を提案する専門家で、
将来は国家資格の昇格もめざしているようです。


そのニュースで紹介されていた地盤に関して被害に遭われた方は
地盤沈下で家が傾き、ひどい肩こりなどに悩まされたそうです。
そのため、住宅ローンとは別にローンを組んで修繕すること
になってしまったようです。


東日本大震災の際には埋立地での液状化など地盤についての問題
が起きたことは記憶に新しいです。

 

家を建てるのはお金も時間もかかることなので
慎重に様々なことを考慮しながら失敗のないようにしたいものです。
地盤品質判定士はそんなときに頼りになる専門家になりそうですね。

 

utsuno


お酒の話

シャンパンとスパークリングワインの違いを
ご存知でしょうか。

 

私はお酒が好きなのですが、お店のメニューの表記などで
区別して書かれていたのでしばらく疑問に思っていたのですが、
大学の知的財産法の授業でこの違いを知りました。

 

前者はフランスのシャンパーニュ地方でつくられたものを言い、
後者はそれ以外の地域でつくられたものを言います。

したがって、どちらも製法は同じで発砲性ぶどう酒のことを指し、
その呼び名を分けるのは製造地域であるということです。


実はこの呼び名の違いには「知的財産法」が絡んでいます。
お酒を飲む側としたら名前の違いなんてたいして問題がないように
思えますが、製造者としては大きな問題なのです。

 

かつては同じ製法であれば製造地域が異なっていても「シャンパン」と呼ばれて
販売されていたのですが、外国で安いシャンパンがつくられるようになり、
市場を脅かされたシャンパーニュ地方の人々が地域ブランドを守るために
「シャンパン」はシャンパーニュ地方でつくられたぶどうで製造した発砲性ワイン
を呼ぶものだと主張したことが、スパークリングワインという名前の誕生のきっかけと
なりました。


これは知的財産法の中でも「商標」と同じような類で保護の対象となっています。


類似商品がつくられないように商標をあらかじめ登録しておくことが
「商標登録」ですが、人の名前や地域の名前などありふれた名称は商標として
登録できない要件になっているため、その考えからすると「シャンパン」は
珍しい例だと考えられます。ただ、調べてみると結構様々なものがいわゆる地域ブランド
として保護の対象になっていました。日本では「奄美黒糖焼酎」が同じような事例です。

 

一度、「シャンパン」と一般名詞化したものが地域ブランドとして
固有名詞に変わったおもしろい事例だと思います。


最近では「ゆるキャラ」というものが続々と登場していますが、
地域活性化のために様々な工夫を目にする機会が増え、その度に感心しています。

 

utsuno


ルールとマナー

私は趣味でゴルフをやっていますが、ゴルフは他の
スポーツよりもルールとマナーにうるさいスポーツだと
思います。

さて、ルールとマナーの違いとはなんでしょうか。

それは端的に言うと、違反するとペナルティーが
科されるか否かという違いだと思います。
前者にはペナルティーがありますが、後者には
ペナルティーはありません。

ゴルフを例に挙げるとわかりやすいと思います。

たとえば、

・ボールがOBになった。
・他人のボールを打った。
・クラブを15本以上持ってプレイした。 など

これらの行為をした場合にはスコアに対して
1打ないし2打のペナルティーが科されます。
したがってこれがルールです。

 

一方、ゴルフにおいては以下のような決まりがあります。
・バンカーから打った後、砂を均す。
・グリーンにできたボールの目玉を直す。
・ディボットに目土をする。
・前方の組と間隔を空けないでプレイする。 など

このような決まりを破ったとしてもスコア自体にペナルティーは
科されません。つまりこれはマナーと呼ばれます。


こうして挙げてみるとゴルフには、ルールに負けないくらい守るべき
マナーがあります。これも紳士のスポーツと呼ばれる所以なのかも
しれません。個人競技であるゴルフですが、他者のことを思いやりながら
行うスポーツなのだと思います。そんなゴルフが私は大好きです。

 

ちなみにルールとマナーは日常生活で例を挙げると次のようなものです。
他人の物を盗んだら刑法に規定されるような刑罰が科されますが
電車でお年寄りに席を譲らなくても罰則があるわけではありません。
したがって前者をルール、後者をマナーと区別することが可能です。

なかなかペナルティーが設けられていないようなことは誠実に守ろうと
思えない場合がありますが、マナー違反には社会的制裁が待っていることが
あるので、やはり思いやりというものを持って行動することが大切なのだと
改めて感じます。

utsuno


登記識別情報について

登記識別情報とは登記が完了すると発行されるものです。

かつての登記済証に代わるもので、登記の申請が
オンライン化されたことにより、紙媒体から電子情報
として扱われる必要性に応じてできたものです。

電子情報といっても、登記完了後にお渡しする
登記識別情報は紙の書類です。この書類に英数字のパスワード
が書かれており、これが電子情報となります。

そしてこのパスワードを知っているということが不動産の権利を
持つ者であるという証明になります。

 

では、この登記識別情報を受け取った場合どのように扱えばよいのかについて
記載します。


以下の2点に気をつけて、大事に保管すれば特に問題ありません。


1 保護シールをはがさない

パスワードには保護シールが張られており、このシールは一旦
はがすと、貼り直せないシールになっています。

登記識別情報は次回その不動産を売却したり、抵当権を設定・抹消したり、
不動産の権利をいじる場面以外で必要にならないので、受け取ったそのままの
状態で保管するのが最適です。なぜなら、万が一保護シールがはがされていた
場合、パスワードを盗まれた可能性があることをいち早く認識できるからです。

 

2 紛失しないようにする

登記識別情報を紛失した場合、二度と再発行されません。
紛失したが、登記識別情報が必要だという場合は他の手段が用意されていますが、
手間とお金がかかる場合がありますので、なくさないことが賢明だと
思います。

 

Utsuno


区役所自慢

先日、仕事で川口市役所に行きました。
私はこれまで1度しか引越ししたことがなく、
他の地域の市役所・区役所には行ったことが
ありませんでしたが、今回川口市役所に訪れて、
役所の建物にはそれぞれ特徴があるものなのだと
思いました。

 

今回は私の住む地域の区役所の自慢をしたいと思います。
私の地域の区役所は28階建ての大きな建物で、築8年ですが
内部はきれいです。高層の建物のため25階には展望台があり、
東京が一望できます。この階にはレストランもあり、夜景を
見ながら食事もできます。

photo01.jpg

奥にうっすら見えるのはスカイツリーです。

この日は曇りだったため眺めはいまいちでしたが
晴れているとスカイツリーもはっきりと見えるようです。

ここは入場料が無料の上に、訪れる人も少ないので
デートスポットとして穴場のようです。


今後、仕事でさまざまな地域の市役所、区役所を訪れることも
多くなると思うので、面白いものやその地域独特のものがあるの
ではないかと少し楽しみです。

Utsuno


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