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最新情報 不動産: 2012年5月アーカイブ

お客様からの質問 〇〇万円で家が建つって本当?

安く建築できることを売りにしている建築屋さんは結構あります。

問題はそれで本当に建つのかです。


形式的には建ちますという回答になります。
しかし、大体の人の希望に沿ったものは建たないと言えると思います。


安い値段設定は家としての体をなす最低限のものしか作ってもらえないことが多く、別途他のものが必要になってしまうのです。


私が元勤務していた不動産屋に入ってきた営業マンが言っていましたが、安く建築することをうたっている建築屋にいたらしいのですが、そこでは、間口を広くするために坪単価の25万円とうたってお客を集めて、最終的には坪単価80万円にするような仕事をしていたとのことです(・_・;)



建築のお見積りで、工事内容をつめていくとわかると思いますが、ちょっと上のもの、ツーランク上のものが手の届きそうな値段設定であるものなのです。


全く手の届かない価格設定なら考えもしないのですが、ちょっとお金を足せばといものが多いのです。
そうすると、せっかくだから、後からやるのは大変だから・・・とそれぞれをちょっと上のものにするとあっという間に何百万と高くなってしまうのです。


では、最初から値段設定の高いところに行けばよいのか・・・

それも一概には言えないので難しいところなのです。
近くに相談できる人がいれば良いのですが、なかなかいないのが実情なんですよね。

不安な方は是非私にご相談ください!

不動産オンライン一括査定はお得?

まず、オンラインで即査定額が出る・・・ということは無理なお話です。

中には数分で査定額が出るようにうたっているところもありますが、不動産の値段を決める要素はそんなに単純なものではありません。

土地の所在地、地形、建物の築年数、土壌汚染、近隣の状況、その他あげればキリが
ないくらい多岐にわたります。

そして、仮にそのような要素を全て把握できたとしても、価格を査定する前に不動産屋さんは必ずその不動産の調査を行います。

つまり即お見積りというのは不可能なのです。
逆にそれが可能だとすると、それらのリスクを割り引いた価格査定ということになるので、安く査定額が出ることにならざるをえません。

不動産屋さんも、これで売却をしてもらうというよりも、そこに問い合わせをしてきた人に、問い合わせフォームに記載された連絡先に後日アプローチをすれば、売却してもらえるという感覚なのです。

価格査定のそのようなサイトから情報をもらうために、不動産屋さんもサイト側にそれなりの費用を払っているので、必死です。

利用する場合は、上記をご理解された上で不動産一括査定をお願いするようにしま
しょう。

専任(専任媒介)のデメリット

専任のデメリットは、任せた不動産業者が本当に依頼人のために行動しない場合、不動産が長期にわたり売れないということなのです。

そんなことってあるの?
専任だから一生懸命やってくれるんじゃないの?

そうではないから難しいのです。
ブログで書ける範囲で一部お話を致しますと、

・任せた不動産屋さんが他の不動産屋さんからの問い合わせに対して、売らないようにする。

なんてこともあります。

そんなことってあるの!?
そんなことって可能なの!?

とお思いだと思います。


これが、一般的に知られている大手の業者さんでもやっているので驚きです。

なぜそのようなことをするかと言うと、
報酬を両手にしたいため、買主も自社で見つけたい。
ずっと売れない状況を作って、自社で買い取りをしたい。
といった事情があります。

大手なのに!?というより、大手だからこそ、
自社で買主をすぐに見つけられる自信があるからこそできることなのかもしれません。

では、大手の業者を信頼できなくてどこを信用すれば良いのでしょうか。
そこで、色々な業者に任せるという一般媒介という選択肢も出てくるわけです。

※もちろん、全ての大手業者がそのようにしているわけではありません。

そもそもなぜ不動産屋さんは媒介(仲介)の依頼を取りたいのでしょうか?

不動産屋さんは、ほとんどの不動産を仲介できます。
それでは直接媒介(仲介)の依頼を取る必要がないのではないかという疑問がある方のために。

不動産仲介の報酬は売主側買主側からそれぞれもらうことができます。
そして媒介の依頼をもらうというのは、売主側の報酬をもらうための大前提になるものなのです。

売主側から媒介の依頼をもらっていて、買主も紹介できれば、売主買主両方から報酬をもらえることになります(これを業界では「両手(りょうて)」と言います)。

不動産屋にとっては両手が一番メリットが高いのです。
そうでなくても、売主の仲介をできれば相当の報酬をもらえるので、不動産屋さんは売却の依頼を取りたくて仕方がないのです。

一般媒介が依頼者にとってメリットにならないケース

一般媒介の場合、不動産業者にレインズという情報機関への不動産情報登録の義務がありません。

逆に専任、専属専任(これらを便宜「専任(媒介)」と言います)には登録義務があります。

レインズを簡単に説明しますと、全国の不動産業者が不動産を検索することができる情報機関です。
つまり、レインズに登録すると、全国の不動産業者さんが情報を共有できるので、問い合わせが入りやすくなると言えます。

それであれば、一般媒介でもレインズに登録してくれれば良いのでは?とお思いでしょうが、登録をしてしまうと、売りに出していることとともに、一般媒介であることもわかるので・・・

そうです、他の業者さんが自分のところでも依頼を取ろうとして、売主へアプローチをしてきます。
不動産屋さんがわざわざライバルを作るような作業をしないのはおわかりいただけると思います。

レインズに登録されないというのが一番のデメリットと言えるでしょう。
ではやはり専任媒介の方が良いのでは?

これがそう簡単ではないので難しいのです。
続きはまた後で。

一般媒介、専任媒介、専属専任媒介のどれが良い?

不動産を売却する場合、ほとんどの場合、不動産屋さんに依頼することになります。

その際に不動産屋さんとの間で仲介業務を依頼する際に締結するのが、一般媒介契約(他社にも依頼できる)、専任媒介契約(他社に依頼できない)、専属専任媒介契約(他社に依頼できない+自分が発見した取引相手に売る場合でも必ずその仲介会社の仲介が必要になる)のいずれかになります。

それぞれメリットデメリットがあるのですが、その上で、どれを選択するべきでしょうか。
これを決めずに不動産屋さんに行くと、ほぼ間違いなく専任媒介又は専属専任媒介契約を勧められます。

その理由は、不動産屋さんにとってメリットが大きいからです。不動産屋さんも自社にしか依頼できない
状況を作っておけば一安心だからです。

不動産屋さんも仕事なので、自社の一番メリットの大きい方を優先して説明します。
不動産屋さんも仕事を失わないように必死です。

そして、優秀な営業マンは自分が導きたい結論に導くことができるものなのです。
「そんなバカな」そう思う方は一度ご相談いただいた方が良いかもしれません。

では、逆に一般媒介にすれば良いではないかと思うかもしれませんが、
一般媒介が依頼人に一番メリットが大きいかというと必ずしもそうではないので難しいところなのです。
続きはまた後で。

不動産屋さんによって住宅ローンに差が出る!?

不動産を購入するために、現金で購入される方は割合的には少数派です。

大体は住宅ローンを利用することになることと思います。
そしてその住宅ローンは、不動産屋さんに依頼される方がほとんど。

個人でローンの手続きを行う方もいらっしゃいますが、不動産屋さんに行ってもらった方が有利になる場合もあります。

「不動産屋さんに依頼すると費用がかかるから頑張って自分でやる!」と考える方もいらっしゃいますが、労多くして逆に損してしまうこともあるのです。

ということは・・・不動産を探すのと同時に「ローンに強い」不動産屋さんを選ぶ必要があるのです!

不動産屋さんは全ての不動産を案内できる?

不動産屋さんは、自社が所有している不動産に限らず、数多くの不動産を紹介(案内)できます。

ではどこの不動産屋さんに行っても同じなのでしょうか。
実は不動産屋さんによって案内できる物件が異なることがあるのです。
ほとんどの不動産はどこの不動産屋さんでも案内できるものですが・・・


ということは・・・?

あなたに一番合った不動産があるにも関わらず、案内できない不動産だった場合どうなるでしょうか?

「うちでは案内できないので、あちらの不動産屋さんに行った方がいいですよ」
と言われるのでしょうか。

そう思われる方は一度弊社にご相談いただきたいと思います。
答えは、案内できない不動産のことには触れずに、案内できる不動産の中であなたに
合った物件を探すことになります。

これは不動産屋さんとしては仕方のないことなのです。
それでは、どうすれば自分に一番合った不動産を探すことができるのか??

ある程度皆さんも知識武装して不動産屋さんに行く必要があるのです!!

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